最近の小学生に人気の習事って?やって良かった習い事と選び方のポイントを紹介します!

最近では、幼児期や遅くても小学生になったら何か1つ習いごとを始めるご家庭が多いですよね。実際にやらせたいものはいっぱいあるけれど、やる分費用もかかりますよね。どういう習いごとをさせるといいのか、みんなに人気の習いごとってどういうものがあるのか気になりませんか。世の中一般の習い事人気ランキングもあるけれど、実際のところがどうなのか知りたいですよね。そこで、私の子どものお友達がよくやっている習い事ややってよかった習い事、選び方のポイントまで紹介します!

1.子どものお友達がやっている習い事はずばりこれ!

子どものお友達が習っている習い事で、これが多いなと感じた順に10の習い事を紹介していきます。

水泳

私の子どもが通う小学校というよりも市(自治体)が昔から水泳に力を入れているということもあり、クラスの半分以上の子どもがスイミングスクールに通っています。

それぞれ学年ごとに到達目標が設定されており、小学校1年生でふし浮き、小学校3年生ではクロールで10m泳ぐことができるのが目標になっています。できなかったからといって何か注意されることはないのですが、幼児期から水泳を習っている子どももいるので、ほとんど全員が6年生時には25m泳げるようになっています。

「泳げないとはずかしい、困る。」という子どもや親の心配もあり、水泳の習い事がとても人気です。

そろばん

小学校の目の前にそろばん教室があることが影響しているのか、1年生からそろばん教室に通う子どもが意外と多いです。そろばんを習っていると計算が暗算でできるようになるとか速くなるとかメリットがあるようです。

野球・サッカーなどのスポーツ少年団

野球やサッカーなどのスポーツは特に男の子に人気です。活発な女の子も参加していると聞いたことがありますが、少数です。親が付き添わなければならないとか役を持たなければならないとかクラブによってはその大変さが異なるようです。

ただ、これらのスポーツは中学校に入っても部活などで活躍できる場もあり、子どものためとして習わせている親も多いです。

ピアノ

特に女の子に人気の音楽系の習い事といえば、ピアノです。昔から人気がある習い事の1つで、今でもその人気は不動のものです。

進研ゼミなどの通信教育

スマイルゼミ、進研ゼミなどの通信教育は家でも学習ができることと、学校の予習復習に役立つという点で、親に人気があります。私の子どもの周りでは、進研ゼミが人気のようです。

かきかた教室

硬筆や毛筆(習字)の書き方を正しく学べる教室があります。昔は、習字教室といったら毛筆のみだけだったと思うのですが、子どものお友達が習っている教室では、えんぴつで正しく字を書く練習もしているようです。

バスケットボール、空手などの習い事

野球やサッカー以外にも、白衣を着て空手に通う子どもや市の体育館でバスケットボールを習う子どもの姿を見かけます。

学研、くもん、進学塾など通学系の学習塾

中学受験を考えている子どもは3年生頃から進学塾に通っています。最近では大手の塾は通学バスも出しているので通いやすくなったようです。そのほか、学研やくもんも先生から直接教えてもらえることもあって人気です。

英語関連

ECCやくもん、塾の英語などに通う子どももいます。英語が高学年で教科化されたこともあり、英語の習い事に行く子どももこれから増えてくるかもしれません。進研ゼミなどの通信教育やスマホなどで英語を学べることもあり、選択肢が多い分野といえそうです。

ダンス、体操、リトミック、チアリーディング、フィギュアスケート

幼児期からリトミックや体操、バレエなどを習っている子どももいます。体がやわらかい時期だからこそ、柔軟性を生かして取り組めそうですね。

特にチアリーディングは大会経験があるスクールが近くにあるため、週末におそろいのユニフォームを着た女の子たちを見かけます。

2.私の子どもがやって良かった習い事!

子どもは女の子なので、男の子とは少し異なる部分があると思いますが、させて良かったなと思う習い事を紹介します。

水泳

小学校3年生から習わせたので、他の子よりも泳げませんが、その分上達が速いです。スイミングスクールで一番下のクラスに入りましたが、1ヵ月もしないうちに1級上がりました。それが自信にもなったようです。最初は水が怖いと言っていた子どもも、今では怖くないと言うようになったので、それが進歩だと感じています。

水泳は小学校だけでなく中学校でも体育の授業で必須なので、やはりやっておいて良かったと思います。

ピアノ

音感を養ってほしいし、自分が習っていて良かったと感じたので、自分の子どもにも1年生からピアノを習わせています。結果、音符が読めるようになったので、音楽の授業も簡単だから楽しいそうです。1~2年生は鍵盤ハーモニカ、3年生からはリコーダーを使うようになるのですが、音符が読めないと苦労しますよね。

また、学校には音楽発表会があり、ピアノがひける子は伴奏を頼まれることがあります。それがひそかな目標とモチベーションになっているのも良いことだと思います。

英語

小学校2年生までDWE(ディズニーシステムの英語)をやっていました。いわゆる家庭での英語学習です。リスニングとスピーキングがメインの学習だったため、中学生になるとどうなるかわかりませんが、今のところ小学校での英語は簡単で困ることはないそうで、英語が好きになってくれているので、良かったと思っています。

3.気になる習い事の選び方!

費用や先生など、数ある教室の中からどこをどう選んだら良いか悩んだ経験はありませんか。私の経験に基づき、こう選んだら失敗しにくいポイントを失敗談も含めて紹介します!

家からの距離

小学校3年生までは家から離れていると親の送迎が必要です。もちろん、もっと早い時期から1人で自転車や徒歩で通う子どももいるにはいますが、危なっかしいです。せめて1人で行かせるのは4年生からにしたほうがいいというのが私の意見です。

そのため、親の付き添いが難しいと考えられる場合には、なるべく自宅でできる習い事や自宅から近い教室を選ぶのがおすすめです。

先生や指導の質

教室の場合には、必ず体験を受けるか親が見学をするかをしておくことをおすすめします。有名だからとか大手とか関係ありません。というのも、私が子どもにピアノを習わせたいと思った時、ひとまず大手のピアノ教室の体験教室に入れました。そこでの対応や内容はひどいもので、始まる時間が過ぎても先生が来なくてしかも謝らなかったり、3回の体験教室で毎回ドレミしか弾かせなかったり、親に椅子を出さずに地べたに座らせたりという出来事がありました。

結局、私が子どもの頃に習っていた個人教室に行かせましたが、これが正解でした。やや自宅から遠いので、週末子どもと一緒に自転車で通っていますが、上手に話をしてくれて教えてくれます。先生って大事だな、と実感しています。

費用

習い事によって費用がまちまちですよね。そして、同じ習い事であっても、教室や場所によって大きく値段に差があります。もちろん、先生の教え方が良いとか子どもがそこを気に入っているとかなど理由があればあえて変える必要もないかもしれません。しかし、ちょっとでも安くと思っている保護者の方におすすめの選び方を紹介したいと思います。

民間や大手ではなく、市営のところや市民体育館などの習い事を選ぶ

民間や大手のスクールでは月謝そのものが高かったり、運営費や管理費など余計な費用を取られてしまったりしがちです。一方、市民プールでのスイミングスクールや市民体育館でやっている講座や教室などは割と低価格で受講できます。ちなみに、私の子どもは市民プールでのスイミングスクールが月9800円、市のコミュニティーセンターでのクッキングスクールが6回3000円で習っています。

ピアノは個人指導のお教室がおすすめ

大手や民間のピアノ教室よりも個人の教室のほうが安いとは絶対的に言えませんが、顔見知りだったり知り合いが習っていたりすると、価格面を考慮してもらえたり、指導料と楽譜以外の余計な料金を請求されたりしにくいというメリットがあります。

子どもが続けられるか

どんなに素晴らしい習い事でも、続けられなければ意味がありません。一番やってはいけないのが、やってみてすぐやめる、ということです。特別な理由があればもちろん別ですが、すぐにやめることはお勧めできません。

将来的に何でも気に入らなかったらすぐやめる子どもに育てたくなければ、必ず始める前に本当にやりたいことか確認すること、そして頑張って続けることを子どもに約束させておきましょう。

いやな気持ちでやっていては上達も見込めないので、子どもが続けられそうな習い事かをよく考えることが良いでしょう。判断が難しければ、体験教室や体験教材などを利用してみるのがまずはおすすめです。

まとめ~親子で相談してゆっくり決めよう~

周りの友達が習い事に通いだすと、親としてうちもしなきゃと焦る気持ちもありますよね。でも、それが本当に子どもにとって必要かどうかを見極めて決めることができるのは親である自分だけなのです。小学生ともなれば、ちゃんと自分が頑張れるか、単純に嫌っていうだけですぐやめたりしないかくらいの判断はできるようになってきます。まずは無理せず、1つから親子で相談して始めてみましょう。

お子さんが楽しく学べて、自分の強みにしていけたら、これほどうれしいことはないですよね。