カサカサ肌の原因と対策方法を徹底解説!おすすめ化粧品もご紹介!

乾燥してカサカサになっている肌をそのままにおくと、さらなる肌トラブルの原因となりかねません。

特に乾燥が気になる冬は、カサカサ肌が悪化しやすい季節。

今回は、カサカサ肌の原因や正しい入浴・保湿方法、さらにおすすめの化粧品など、乾燥肌対策のための情報をたっぷりとお伝えしていきます。

カサカサ肌でお悩みの方は必見です!

【カサカサ肌がさらなる肌トラブルの原因に】

カサカサした乾燥肌は、白い粉が吹いていたりひび割れていたりしています。

これは、皮膚表面の角質がめくれ上がって、皮膚のバリア機能が衰えた状態です。

角質がめくれ上がったところからどんどん水分が蒸発して、潤いがなくなっていくことに加え、刺激物が入りやすくなります。

つまり、乾燥肌は外部からの刺激に弱く、肌荒れやしみなどのさらなる肌トラブルの原因となりかねません。

今まで問題なく使用していたコスメでも、ヒリヒリしたり、かゆくなったりしてしまうことが考えられます。

【肌がカサカサになってしまう原因とは?】

肌がカサカサになってしまう原因は、以下の6つが考えられます。

  • 保湿が十分でない
  • 曇りの日や夏以外はUVケアをしていない
  • 睡眠不足
  • 食事の栄養バランスが偏りがち
  • 加齢や疲れ
  • 乾燥した空気にさらしっぱなし

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

保湿が十分でない

ベタつきが気になるために、保湿は控えめにしているという方もいらっしゃるかもしれません。

保湿が不十分だと、潤いがすぐに失われてしまうことはもちろん、肌の生まれ変わりがスムーズに行われにくくなり、皮膚表面が硬くなってゴワついた乾燥肌となってしまいます。

曇りの日や夏以外はUVケアをしていない

晴れた日差しの強い日や夏の時期のみUVケアを行って満足していませんか?

実は、紫外線は曇りの日や秋冬にも存在します。

紫外線のダメージを受けることで、肌のバリア機能が低下して乾燥肌となりやすくなるのです。

食事の栄養バランスが偏りがち

乾燥肌は、食事の栄養バランスの偏りが原因となっていることも考えられます。

特に、肌の構成成分となるタンパク質や肌の生まれ変わりに必要不可欠なビタミン・ミネラルなどの栄養素が摂取不足となっていると、乾燥肌となりやすいです。

また、炭水化物の摂りすぎやお菓子の食べ過ぎでは肌の細胞が衰えやすくなり、乾燥肌を進行させる可能性があります。

乾燥した空気にさらしっぱなし

エアコンの効いた空間では、空気が非常に乾燥しており、乾燥肌を引き起こしやすいです。

乾燥が気になる場合、加湿器を使用するなどして室内の湿度を60%程度に保つ必要があります。

加齢や疲れ

肌表面の細胞は、約28日周期で生まれ変わりますが、加齢や疲れの影響でそのサイクルが乱れ、肌の生まれ変わりが滞ることが考えられます。

肌は正常に生まれ変わることができないことによって、ゴワついた乾燥肌となってしまうのです。

睡眠不足

夜遅くまでスマホをいじったり、テレビを見たりして睡眠不足となっていませんか?

睡眠不足の状態では成長ホルモンの分泌量が減少し、肌の乾燥を防ぐ働きをする細胞間脂質が作られにくくなります。

すると、いくら保湿ケアをしても潤いにくいカサカサ肌となってしまうのです。

【カサカサ肌対策のための正しい入浴方法】

身体を洗う際には、ゴシゴシ洗わないように注意してください。

強くこすると肌が傷つき、バリア機能が低下して乾燥しやすくなります。

柔らかい素材のタオルやスポンジを用いて、優しく洗っていきましょう。

特に洗顔では、強くこすらないように注意してクレンジングでメイクを落とした後、よく泡立てたキメの細かい泡で顔を包み込むように洗うようにしてください。

また、身体や顔を洗うのに用いるボディーソープや石鹸、クレンジング、洗顔フォームは保湿性の高いものを選ぶことも大切です。

さらに、湯船につかるときには38〜40℃くらいのぬるめのお湯とし、時間は10〜20分程度としましょう。

熱いお湯に長くつかると、皮脂などの肌の保湿成分が流れてしまい、乾燥の原因に。

42℃以上といった高めの温度設定で湯に長く浸かっていることに心当たりのある方は、温度設定を下げて浸かる時間を短縮することで、乾燥肌改善に期待ができます。

顔の皮膚は特に熱い湯に弱いため、洗顔に用いる湯は水を足すなどして、さらにぬるくするのがおすすめです。

入浴後は、ふんわりとした柔らかいタオルで肌をおさえるように水分をふき取りましょう。

体や顔を洗うときと同様にふく際にも、決してゴシゴシとこすらないように注意してください。

【カサカサ肌対策ための正しい保湿方法】

身体のカサカサ肌には、保湿剤を用いるのがおすすめです。

ただし、保湿剤自体には水分が含まれておらず、水分の蒸発を防ぐ役割をする製品であるため、必ず入浴後5分以内に外用してください。

入浴後は肌の水分が充填された状態であるため、このタイミングで保湿剤を使用することで潤いのある肌を保つことが可能となります。

入浴後以外に保湿剤を使用する際には、ぬるま湯を入れた霧吹きで肌に水分を与えた後に保湿剤を使用するのがよいでしょう。

霧吹きでなくても、ぬるま湯に浸した手で乾燥した部位をなでるだけでもOKです。

乾燥しやすいかかとやひじ、ひざなどの部位は特に、重点的に保湿剤を塗ることをおすすめします。

また、顔を保湿する際には必ず、化粧水を使用した後で乳液を塗るようにしましょう。

ただし、あまりにも乾燥がひどいカサカサ状態の肌に化粧水を塗りつけることで、化粧水に含まれるさまざまな成分によってかぶれを生じることがあります。

そのような場合には化粧水の使用は避け、水のみを与えるだけで充分です。

【カサカサ肌におすすめな化粧品3選】

カサカサ肌の方におすすめしたい化粧品3品をご紹介していきます。

HANAORGANIC フローラルドロップ

ハトムギ種子エキスやローズマリー葉エキス、バイオエコリアなどの保湿成分がたっぷりと含まれている化粧水で、潤いのある乾燥に強い肌を育てることが可能です。

また、エイジングケア成分として6つの花精油が配合されており、副交感神経に働きかけて肌本来の潤いを生み出す力が高められます。

KOSE(Predia) モイスチュアライザー

肌なじみのよい保湿成分や海由来オイルがたっぷりと配合されている乳液です。

乾燥によって硬くなった肌をほぐすように和らげ、キメの細かい透明感あふれる肌へと導いてくれます。

しっとりタイプととてもしっとりタイプの2種類があり、お好みのしっとり感を選ぶことが可能です。

Saiki 治療クリーム

肌のバリア機能を補う働きをするγオリザノールという成分が配合されているため、効果的に乾燥肌を改善することが可能です。

さらに、肌の保水力回復に役立つヘパリン類似物質が肌の奥の細胞まで浸透し、乾燥によるダメージの防御と予防の二役をかってくれます。

クリームタイプであるため、ほほや口周りなどの気にもなる部分に集中的に塗り込みやすいです。

【乾燥肌を脱出して潤いのある肌を手に入れよう!】

乾燥肌は、毎日の何気ない生活習慣や間違った洗顔・保湿方法によって引き起こされてしまうのです。

乾燥肌でお悩みの方はぜひ、今回紹介したカサカサ肌となる原因や正しい入浴・保湿方法、おすすめ化粧品を参考に、スキンケアしてみてください。

ハリツヤのある潤った肌を手に入れて、美容を極めていきましょう。