みなさん、こんにちは。
本格的に暑い日がやってきました。食欲も落ちるし、お昼は毎日そうめんなんてこともありますよね。
そうなると、「そうめん飽きた」の声。
そうめんは火を使う時間が短いので、暑い夏にぴったりで、とっても便利なんだけど飽きてしまうのが悩み。そこで、あくまでも簡単手軽に味変ができ、栄養価もアップできるそうめんつゆレシピを5つ紹介します。
そうめんの作り方
まずは、そうめんの作り方を紹介。そうめんは茹で方が命だそうで、ありきたりな方法ですがおさらいしておきましょう。
【1】お湯を沸かす
そうめん2束につき1リットルが目安です。
【2】ザルを準備し、そうめん束を帯を解く
お湯を沸かしている間に、すぐに次の作業に移れるよう準備します。
【3】そうめんを湯がく
1分30秒〜2分が目安。
メーカによって異なるので、パッケージ裏の茹で時間を
参考にしましょう。
【4】ザルに移し、流水でもみ洗い
そうめんには、麺が乾かないように油が塗られています。
油を取るためにしっかりもみ洗いをしましょう。
【5】氷水で冷やし、水けをしっかりきる
粗熱が取れたら、氷水でしっかりと冷やしましょう。
最後に水けをきります。この時ザルにぎゅっと押し付けるようにして、
しっかりと水けをきると、歯触りの良いコシを残すことができます。
そうめん味変レシピ その1
トマトめんつゆ
めんつゆをお水ではなく、トマトジュースで割るだけのお手軽レシピ。
お好みの濃さで割ってください。仕上げにオリーブオイルを垂らし、バジルを散らすと、爽やかな香りと見た目も鮮やかでおすすめです。
【材料】※一人分目安
・めんつゆ 適量
・トマトジュース(甘くない) 適量
・オリーブオイル 適量
・バジル 適量
トマトに含まれるグルタミン酸と、めんつゆに含まれるカツオのイノシン酸の相乗効果で旨味アップ!またトマトの美容成分リコピンは、油と一緒に摂ることで吸収率がアップするので、オリーブオイルをかけるのを忘れずに。
そうめん味変レシピ その2
豆乳担々風めんつゆ
めんつゆを無調整豆乳でお好みの濃さで割ってください。あとは残りの材料を混ぜて出来上がり。
【材料】※一人分目安
・めんつゆ 適量
・無調整豆乳 適量
・鶏ガラスープの素の 小さじ1/2
・すりごま 小さじ2
・ラー油 少々
・肉味噌(あれば) 適量
豆乳とゴマで栄養価アップ!
作り置きの肉味噌や、市販の肉味噌があれば仕上げにトッピングするのもおすすめです。ガツンと系そうめんに味変して、マンネリを乗り切りましょう。
そうめん味変レシピ その3
カレーめんつゆ
作り置きの冷凍カレーがある時には、ぜひお試しを!
水でお好みの濃さに割っためんつゆに、冷凍したカレーを適量入れ、溶かしながら食べます。カレーが溶けていくと味が濃くなるので、食べながら味変を楽しめます。
【材料】※一人分目安
・めんつゆ 適量
・水 少々
・冷凍カレー 適量
(なければレトルトカレーで代用可)
冷製カレーうどんならぬ、カレーそうめんといった感じですね。
カレーのスパイシーな風味で、食欲も増しますよ。
そうめん味変レシピ その4
カルボナーラ風めんつゆ
牛乳でめんつゆをお好みの濃さで割り、温泉卵と粉チーズをトッピングするだけ。牛乳で割るというのに、少々抵抗を感じますがやってみると違和感なく食べられますよ。
【材料】※一人分目安
・めんつゆ 適量
・牛乳 適量
・温泉卵
・粉チーズ 適量
・黒胡椒 少々
温泉卵とチーズのコクで、普段のそうめんよりも満腹感が得られます。
牛乳、卵、チーズで栄養価も手軽にアップできるのでぜひお試しください。
そうめん味変レシピ その5
鶏ガラつゆ
鶏ガラスープの素で、つけ麺風つゆを作ります。
鶏ガラスープの素を、めんつゆと水でお好みの濃さに割ります。仕上げにごま油をたらし、ねぎ、ゴマ、あればほぐしたサラダチキンやもやしをトッピングして完成です。
【材料】※一人分目安
・お水
・鶏ガラスープの素 小さじ1
・めんつゆ 少々
・ごま油 少々
・ねぎ 少々
・ゴマ 少々
・サラダチキン(あれば) 適量
・茹でもやし(あれば) 適量
つけ麺スープのイメージで作っていただければOKです。
つゆの濃さは好みもあるので、ご自分の好みを見つけてくださいね。
そうめんで薄まりがちなので、濃い目に作るのがおすすめです。
サラダチキンも載せると、おかず系そうめんでボリュームもアップ。
そうめん味変レシピ その6
ネバネバモロヘイヤつゆ
モロヘイヤをご存知でしょうか?最近はスーパーでも見かけるようになりましたね。モロヘイヤはエジプトからやってきた栄養価の高い夏野菜です。ネバネバ成分が夏バテ予防ににぴったりなんですよ!水分の摂取が多くなる夏は、胃液が薄くなって消化力が低下し食欲が落ちてしまうことがあります。そンなとき、ネバネバ成分が胃を保護してくれる役割があるそうです。その他にも、ビタミンや、カルシウム、葉酸など女性に嬉しい栄養の宝庫。この夏積極的にとりたい、夏野菜の一つです。作り方も簡単だし、冷凍保存もできるのでぜひお試しください。
【材料】※一人分目安
・モロヘイヤ ひと束
・めんつゆ 適量
・ごま 適量
作り方は、まずモロヘイヤを洗って沸騰したお湯で30秒から1分茹でます。ザルにあげて、水気を軽く切ったらフードプロセッサーかミキサーなどで細かく刻みます。お持ちでなければ、包丁で叩いてください。モロヘイヤの葉のみを使う方もいるようですが、私は面倒なので茎ごとフードプロセッサーで刻んでいます。すると、たちまちネバネバ成分が働いて、ネバネバなペースト状になります。そこにめんつゆ適量とごま適量を加えれば完成。
それをそうめんのつけ汁に大さじ1杯くらい入れれば、栄養価アップ。いつものめんつゆに、ネバっと、トロッとした食感が加わり新感覚そうめんになりますよ。薬味好きのかたは、一緒に生姜や刻んだ大葉、ミョウガなども入れてください。ご飯や冷や奴とも相性がいいので、万能ネバネバ薬味として活躍間違いなしですよ。
作りすぎたら、ジップロックなどの保存袋に空気を抜いて平らにして入れます。保存袋の口を閉じたら、菜箸などで筋をつけておきましょう。冷凍したあと、その筋にそってパキパキと折って必要な分だけ使うことができます。冷凍のままめんつゆに入れて、溶かすだけでOK。この手軽さがいいですよね。
私は一夏分を一度に作って、冷凍保存しています。冷凍のままお味噌汁に入れたりしています。
そうめんの産地で食べ比べ
味変の他に、そうめんに飽きないための工夫としてそうめんの産地にこだわってみるというのはいかがでしょうか?
いきなりですが、そうめんの3大産地をご存知でしょうか?
【1】兵庫県 播州素麺
揖保乃糸ブランドでおなじみですね
【2】奈良県 三輪そうめん
奈良県の美輪地方は素麺発祥の地だそうです
【3】香川県 伊豆島そうめん
以上が日本3大そうめんとのことですが、
上記以外にも日本各地にそうめんの名産地があります。
参考にさせていただいたのは、島原「そうめんの山道」さんのサイト。
「そうめんの山道」さん自身も手延べそうめんを作っておられ、全国各地のそうめんの産地とその特徴をわかりやすく解説されています。中には生地に卵を加えたそうめんや、太さやコシなど様々な特徴があるそうですよ!よろしれけばサイトチェックしてみてください。
ご自分のお住いの地域や、地元にもそうめんの名産地があるかもしれませんよ!自分と何かしら関係のある産地であたり、産地別に食べ比べをすることもマンネリから脱する工夫の一つです。産地や伝統的そうめんの特徴などを学んで、比較をしながら楽しむのも楽しいですよね。
よければ、試してみてくださいね。
まとめ
最強そうめん味変レシピ5選、いかがでしたか。
もう飽きたなんて言わせません。よろしければ、一度お試しください。
基本的にめんつゆに足すだけなので、お子さんに自分で作ってもらうのもありですね。自分でカスタマイズできる楽しさもあって、飽きずに食べてくれると思います。
そうめんは調理時間が短く、さっと作れるのが魅力です。
色々な味変レシピがある中で、できるだけ手軽で美味しくて、かつ栄養価もプラスできるレシピをご紹介いたしました。
味変の他にそうめんの産地別に食べ比べなどをしながら、暑い夏、マンネリしがちなそうめんも、乗り切りましょう!