【夏にオススメのアロマ】虫よけからニオイまで、夏のトラブルは良い香りで撃退

だんだん夏が近づくと、夏特有のトラブルが増えてきます。暑さによる汗などの身体のニオイばかりでなく、ごみのニオイも非常に不快です。また、暖かくなるにしたがって蚊やゴキブリなどの害虫も発生します。そのようなトラブルに対し、みなさんはどのように対応していますか?

今回はナチュラルで優しい、アロマオイルを使った夏のトラブルの解決法を紹介します。

夏のトラブルに最適なアロマオイルはこれだ!

夏のトラブルはニオイや害虫よけなどさまざまです。それぞれの対策としてアロマオイルを購入しても良いかも知れません。しかし、アロマオイルは数滴ずつ使用するので使いきるまでは時間がかかります。そのため、1つで多くの効果があるオイルを使用すると良いでしょう。

夏におすすめのアロマオイル

・夏に使うなら、さわやかな香りのレモンユーカリ

消臭や虫よけ効果のあるオイルは、シトロネラやレモングラスなど多くあります。その中でもレモンユーカリは夏に適したオイルです。レモンユーカリは虫よけ効果が高く、デオドラント作用があるばかりではありません。レモンのようなさわやかな香りは、夏の暑さによる不快感をすっきりさせることができます。夏に1本このオイルのスプレーがあると便利です。しかし、肌に使用する場合は皮膚刺激を感じる場合がありますので、敏感肌の人は低濃度での使用が良いでしょう。また、ユーカリの名を持つ他のオイルでは虫よけ効果は期待できませんので注意してください。

・すっきりした使用感のハッカは夏にぴったり

スッとした香りが魅力のハッカは夏にぴったりのオイルです。殺菌効果、防臭・虫よけの効果もあります。入浴後、汗でばたつきがちになる夏はハッカ湯がおすすめです。湯船に数滴たらすと湯上りのべたつきを防ぐことができます。

ハッカはペパーミントと同じものと思われている人も多いでしょう。しかし、ハッカは和ハッカやジャパニーズミントと呼ばれペパーミントとは違う植物です。

小さなお子さんや妊婦さん、高齢者には刺激が強いので医師に相談してからの使用が良いでしょう。

・人気NO1、ラベンダーは夏にも最適

アロマオイルは種類が多く何を買えば良いか迷う人も多いでしょう。

そんな人にはラベンダーをおすすめします。高いリラックス効果や、安眠・美容効果があり人気のオイルです。そんなラベンダーのもつ多くの効能の中には、虫よけや殺菌効果も含まれているので、夏のトラブルにも最適といえます。ただ、質が良く混じりけのないものでなければ、虫よけ効果は得られませんので注意してください。柔らかな花の香りの中に、葉の持つグリーン系が混ざりあった柔らかくさわやかな香りです。

お困りシーン別おすすめ使用方法

夏のトラブルにアロマオイルを使用する場合は、アロマスプレーを作っておくと便利です。

基本材料に入れるオイルの種類や量を変えることで、様々なトラブルに対応可能なスプレーとなります。

アロマスプレーの基本材料

・無水エタノール   5ml

・水道水やミネラルウォーターなど   45ml

 ※身体に使う場合や、アロマオイルの香りを活かしたい人は精製水を使用してください。

・お好きなアロマオイル   10滴

 ※子ども用・敏感肌の人は半分以下に

・アロマオイルに対応したスプレー容器

アロマスプレー簡単な作り方

スプレー容器に無水エタノール、アロマオイル、精製水などの順で入れ混ぜ合わせだけでスプレーの完成です。とても簡単に作れてしまいます。ポイントは無水エタノールとアロマオイルをしっかり混ぜ合わせることです。

アロマオイルは精製水には混ざりません。そのため無水エタノールと混ぜ合わせておくことが大事になります。

夏の不快なニオイ対策

生ごみのニオイにシュシュッと吹きかけ

夏の嫌なニオイの1つに生ごみのニオイがあります。あの不快なニオイもアロマで消臭しましょう。生ごみのニオイには、O-157にも効果があるといわれているペパーミントオイルが効果的です。しっかりと水を切った生ごみにシュッと吹きかけておけば、ニオイを防ぐことができます。より効果を得たい人は袋に入れた生ごみに直接オイルを垂らしても良いです。ペパーミントのさわやかな香りが、夏の不快な気持をすっきりさせてくれます。

身体のニオイもさわやかに

夏になると気になるのが汗などによる身体のニオイです。自分はもちろんですが、他の人に不快感を与えないためにもしっかり防臭・消臭していきましょう。

真正ラベンダーやゼラニウムどの、抗菌作用や消臭作用のあるオイルを使ったスプレーならデオドラント効果が高いです。

ラベンダーは甘く健やかな花の香り、ゼラニウムのローズに似た華やかな香りがします。ニオイを消すだけでなく、ほのかに香らせることができるのでおすすめです。

部屋干しの生乾き臭にも効果があります

夏を迎える前の梅雨時期は雨が多く、洗濯物を部屋干しすることが多くなります。その際気になるのが部屋干し臭=洗濯物の生渇き臭でしょう。洗濯物の嫌なニオイは菌の発生が原因です。最近では抗菌・除菌をうたった部屋干し用の洗剤も販売されています。強い香りの柔軟仕上げ剤も多いです。それらの商品を使うのも良いですが、アロマオイルで優しく部屋干し臭を防ぐことができます。抗菌効果のあるオイルであるラベンダーやペパーミントを、柔軟仕上げ剤の代わりに使うことで、嫌なニオイを防ぐことが可能です。たまってから洗う派の人は、オイルを数滴入れた40℃~50℃のお湯に20分ほどつけてから洗いましょう。置いておくことで発生した菌を減少させることができます。

目ざわりな害虫も寄せ付けない

アロマオイルの中には虫が嫌いな成分を持ったものがあり、シトロネラやユーカリ・レモンが虫よけに効果的なオイルとして知られています。基本材料にオイルを10~20滴入れると、ルーム用の虫よけスプレーとして利用可能です。玄関や網戸の上から数回繰り返しスプレーすると、お部屋に蚊が入ってこなくなります。生ごみを捨てる際にシュッとスプレーすれば、小バエの発生を防ぐことができます。身体に使用する場合はオイルを5滴ほどに減らしてください。

また、お子さんが使用する時は身体に直接ではなく、ベビーカーや衣類への使用がおすすめです。

ゴキブリには置き型がおすすめ

みんなの嫌いなゴキブリもアロマオイルで撃退しましょう。陶器の皿などに塩を適量入れ、クローブ・シナモン・ペパーミントのいずれかのオイルを5滴たらします。それをシンク下に置くだけです。香りが無くなったらオイルを入れることで繰り返し使えます。

しかし、ゴキブリは非常に生命力が強い害虫です。完全撃退するには市販のグッズと併用したほうが良い場合があります。

アロマオイル使用時の注意点

アロマオイルの香りは、人によって強いと感じる時があります。香りに違和感や合わないと感じたら使用を中止してください。

開封後のオイルは2~3週間以内に使い切りましょう。

アロマオイルは敏感肌の人が使用すると、かぶれなどの皮膚トラブルを起こす可能性があります。また今回はスプレーを紹介しましたが、使用する際は目や口に入らないよう注意してください。

まとめ

夏は暑さだけでなく、さまざまなトラブルも多いので不快感も高くなります。夏は暑いので、しょうがない部分もありますが、できることなら少しでも快適にすごしたいものです。そこで今回は夏のトラブルに適したアロマオイルと使い方を紹介しました。アロマオイルはナチュラルで、環境だけでなく身体にも優しいです。特に夏のトラブルに適したオイルは、ほのかにさわやかな香りのものが多いのですっきりした気分になれます。おすすめです。