【子育て体験記】幼稚園と保育園の違いって?どちらがいいの?働く子育てママのリアルな本音 をご紹介

出産し、子供が少し大きくなると気になるのが幼稚園・保育園の問題。仕事をしているママには特に重要なトピックです。

しかし、実際に子育てをするまではなかなか幼稚園や保育園について知る機会はないもの。そこで今回は子育て経験豊富なママの体験を交えながら、幼稚園・保育園についてメリット・デメリットをまとめてみました。

保育園と幼稚園どちらがいいの?

保育園と幼稚園には違いがあり、どちらが良いとはいいきれない部分が多いです。

そのため違いをしったうえで、自分やお子さんにあった方を選択することが大事になります。

自分の経験を含めて選び方のポイントをまとめました。

お子さんを何歳から預けるのか

これは重要なポイントとなります。保育園は地域や園によって異なりますが、0歳から保育をおこなっていることが多いです。しかし、幼稚園は通常満3歳からの入園となります。

このように保育園と幼稚園は受け入れる子どもの年齢に異なりがあるのです。

そのため、何らかの事情で出来るだけ早く、職場復帰をしなければならないママは保育園を選択することになります。

しかし、何の準備もしないままの早期の職場復帰は想像以上に大変です。

保育園に預ける=仕事をしていること

よく保育園に預けられるのは、働いていなければならないと言われます。もちろん、病気や介護を理由に子どもを預けられることはできますが、ケースとしては多くはありません。

国では保育に欠ける状態をポイントで示し、点数が高い人が保育園に入園できる可能性が高くなります。点数が最も高いのは、週休2日で8時間以上働いているママです。

そのため、働いていることが保育園利用には有利といわれています。この仕事と保育園との関係がママを苦しめることになるのです。

仕事と家庭・子育ての両立の難しさ

産休後の仕事は産休前とはがらりと違ったものになります。子どもの体調が悪くなったり、検診があったりと休むことも多くなるでしょう。しかし、なによりも実感したのが、産休前と同じように仕事をしていては自分の体力が持たないということでした。

産後ということもあるでしょうか、身体が思うように動かないことが多くなり、疲れやだるさを感じる毎日です。家事がままならなくなり、次第に仕事をセーブして欲しいと家族から言われるようになりました。

夫・親の協力は重要! でも最終的には母親

仕事に復帰するにあたって、夫や両親に協力をしてもらうことになっている人もいるでしょう。

それはありがたいことなのですが、あまり期待をしすぎないのがおすすめです。はじめのうちは協力的であっても、月日がたつと状況は変わっています。

夫や親などの協力ありきでの職場復帰は長続きしない可能性も多いので注意が必要です。

私の場合たよりすぎていたのかもしれません。

送り迎えを頼んでいたのですが、いつからか迎えだけはやって欲しいと言われるようになりました。土曜勤務・シフト勤務も反対されるようになり、育休復帰1年で退職することになったのです。

結局1歳から小学校にあがる間で、4度転職をすることになりました。

保育園に預けるには就労証明書がいる?

保育園に子どもを預けている場合、会社に記載してもらった就労証明を園に提出しまければなりません。仕事を辞めた時も速やかに申告し、3カ月間で次の仕事を探さなければなりません。状況にもよりますが、3カ月で仕事が見つからなくても、すぐに保育園をやめなければいけないということはないようです。しかし、保育料は変わってきますので確認しておきましょう。お子さんの通っている保育園が人気だったり、待機児童が多い地域であれば、すぐにやめなければならないこともあります。

子育てママは休みがちというイメージから、採用を懸念する企業も多く、求職は想像以上に難しいです。また、仕事を探す際も土日休みや、残業少なめといった条件にあう企業は多くはありません。簡単に仕事が見つかることは少ないです。

会社を辞める場合は良く考えてからにしましょう。

できることなら退職は避け、時短勤務や子の看護休暇などの制度を利用して働き続ける方法を模索していきましょう。

その方が新しく仕事を探すよりも簡単です。

働いていないと保育園には預けてはいけない

保育園に子どもを預けていてプレッシャーや負担に感じていたことがあります。それは、働いていないと保育園には預けてはいけないというものです。体調が悪い時や受診などで会社を休んだ時は、家にいることがわからないようにしていました。保育園の前を通らないようにし、必要以上の外出を避けて誰かに合わないようにしていたのです。

ママが家にいるなら、子どものお世話をしたらいいと思うかも知れません。でも、体調の悪い時ぐらいは1人でゆっくりする時間があってもいいじゃないですか?

しかし、それは許されない雰囲気があり、ママたちもそれに対して罪悪感を覚えていることも少なくありません。

保育園と仕事は切っても切れないもので、仕事があるからこそ預けられるのです。

では、幼稚園はどうなのでしょうか?

幼稚園は教育の場!さまざまなカリキュラムが魅力

幼稚園は各園によってカリキュラムがあるのが特徴です。ピアノや英語、体操などお子さんにあったプログラムの幼稚園を選ぶことができます。

以前は預かる時間が短く、働くママには不向きとされていました。しかし、幼保一体型の子ども園も増え遅くまでの受け入れが可能となっています。

小学校入学時に、幼稚園の子たちは文字が書けるのに対し、保育園の子は全員ではないが書けない子も多いです。幼稚園は教育機関であるのでカリキュラムの一環として文字を教えています。しかし、保育園は保育の場なのであえて、文字を教えるということがありません。そのような理由から、幼稚園を選ぶ人も多いようです。かといって、小学校に上がって半年もすれば皆変らないくらいになるのであまり気にしなくても良いでしょう。

私が幼稚園を選ばなかった理由

行事や保護者会の活動の多さ

私が幼稚園を選ばなかった理由は行事の多さにありました。運動会やバザーなど保育園も共通しているものもありますが、幼稚園は発表会などが加わり数も多くあります。

さすがに共働き家庭としては、すべてに参加するのは難しいと考えました。

また、保育園は先生たちが中心となって行事が行われるのに対し、保護者が中心となる行事もあるのが幼稚園です。

そのような保護者会への参加も難しいので、ほぼ保護者会の活動がない保育園を選ぶことにしました。

給食がなかった

幼稚園を選ばなかった理由として、もう一つが給食=手作りがなかったことがあげられます。幼児園は調理室のような部屋はなく、手作りの給食を提供している所は少ないです。

これはそれぞれの家庭の事情にもよってくると思います。私はとにかくお弁当を作る時間の余裕がなかったので給食のある保育園に決めました。

幼稚園でも給食のある園はあるのですが、仕出しのお弁当が多いです。

できることなら温かいものを食べて欲しいという思いもありました。

まとめ

実体験をふまえて保育園と幼稚園選びについてまとめてみました。

子どもが小2になった今思うことは、どんなことがあっても仕事を辞めてはいけないということです。仕事はすぐには見つかりませんし、面接も落ち続けていくと気持ちも滅入ってしまいます。そのような状況になるよりは、働き続けられるように工夫する方がずっと楽です。

保育園でも幼稚園でも、どちらか良いと言い切ることはできません。

ご自身の状況だけでなく、家族やお子さんの状況をふまえて選ぶことが重要です。仕事復帰した後の環境の変化も考えておきましょう。産前と産後では環境もママの心身の状況も変わってくるものです。子どもが生まれてからのことは、妊娠中にしっかり考えておくと良いでしょう。

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